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帯広厚生病院 > 各診療科ご案内 > 脳神経外科の紹介
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脳神経外科の紹介
副院長:大瀧 雅文
主任医長:秋山 幸功

≪概要≫
   脳神経外科は平成11年の救命救急センターのオープンに併せて新設された診療科です。現在、4名のスタッフで診療にあたっており、脳神経外科学会および脳卒中学会の専門医研修施設の認定をうけています。私たちが治療する患者様の入院経路は、大きく二つに分けることができ、一つは救命救急センターから、他は一般外来からです。そこで、おのおのについてご紹介します。
   救命救急センター:重症の脳卒中や頭部外傷を含む多発外傷など高度な救命救急対応を必要とする患者様が緊急搬送されてきます。特に脳卒中の患者様は、まず脳卒中診療ユニット(stroke care unit: SCU)に収容され、そこで超急性期の内科的あるいは外科的治療の必要性が検討され、後遺症が軽くなるよう集中的な治療が行われます。
特に発症後3時間以内の超急性期脳梗塞に対する組織プラスミノーゲンマクチベータ(t-PA)静注による血栓溶解療法を多数行っており、3時間以降でも血管内手技による治療が可能です。
また、外科治療では、破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血には24時間以内の超急性期クリッピング手術、脳内血腫には低侵襲の内視鏡下手術などを行っています。さらに重症の頭部外傷では集中治療室(intensive care unit: ICU)で他の診療科と共同で急性期治療にあたっています。
   一般外来:頭痛、めまい、手足のしびれや脱力などの症状のある患者様を中心に診療を行っています。診察日は手術日である水曜日が新患のみとなっていますが、毎週月〜金曜日に受診可能です。そこで診断された疾患の主な手術についてご紹介します。

  脳神経外科手術は血管内治療を含めると年間約300例となり、主に脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷の手術が行われています。
  脳腫瘍は年間30例以上の手術実績があり、とくにナビゲーション装置を用い、場合によっては覚醒下手術を行なうなど、より精度の高い顕微鏡下手術をめざしています。また下垂体腫瘍への経鼻的手術や手術難度の高い頭蓋底手術も行っています。
  未破裂脳動脈瘤については、脳ドックを当院の検診センターのオプションの1つとして行っており、高磁場MRI装置で高い診断精度を維持しています。そこで発見された未破裂脳動脈瘤手術の成績も良好で、現在までのところ、約110名の患者様で重い後遺症を残すことなくクリッピング手術が行われています。また外来で発見された未破裂脳動脈瘤への手術を含めますと、年間約50例の開頭手術を行っています。最近では、切らない治療として注目されている血管内治療:コイル塞栓術を限られた方にも行っています。それは、この治療法の長期的な成績(すなわち10年後や15年後の治療効果)が現在分かっていないためです。
  頚椎から腰椎までの脊椎脊髄疾患の手術も行っており、特に顕微鏡下手術が良い適応となる硬膜内や脊髄内の病変を多く治療しています。
  三叉神経痛や半側顔面痙攣への神経血管減圧術、先天性や小児の脳神経疾患への手術も行っています。

最後になりますが、当科は平成18年10月より札幌脳神経外科で開始された"骨髄間葉系幹細胞を用いた脳梗塞亜急性期治療(発症後2週間以内)"の研究協力施設となっていますので、関心のある方はいつでも御相談下さい。

≪外来医師診察表≫
*診療担当医*(名前役職:診療のキーワードの順) 2010年4月現在
大瀧 雅文 (おおたき まさふみ) 副院長 脳卒中の外科・脊椎脊髄の外科

秋山 幸功

(あきやま ゆきのり) 主任医長 脳腫瘍の外科・神経内視鏡手術
金 相年 (きん そうねん) 医長 脳血管内手術
今井 浩平 (いまい こうへい)   脳血管内手術

外来週間予定表

 
「診療実績」:(Adobe PDFl形式ファイル)
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